SUGOI-neでランが発芽して他のもので全然発芽しないということはどういうことなのか???
一口に言えば、人間が開発したものは、未だにラン菌に遠く及ばないということ!
確かにナドソンは無菌播種法を開発した。
しかし、それは、あくまでも・・・・無菌のフラスコ内のことである。
同じ培養基を自然下の鉢に行ってもランは発芽しないということである。
これがランなのである!

ラン栽培が、肥料では・・・必ず作落ちしてしまうのは、この問題があるからである。
ランの種子を発芽させることが出来ない用土。
ランの種子を発芽させることができない肥料。
ランの種子を発芽させることが出来ない活性剤。
ランの種子を発芽させることが出来ない菌資材。


自生地では自然に発芽するのに・・・・・である!
本当にランに効果があるのか、喜んでいるのか、元気になるのか????
胚乳の持たないランの種子が発芽するとき、必ずエネルギー源が必要である!
自生地にはエネルギー源があるということ。
だが、人間が作った物では、発芽するためのエネルギー源にはなっていないということである。
小さな命を育むことが出来ないものは、大きな株にも効果が薄いのではないか。
そういう推理も成立つ。
つまり、そういうものでは、自生地を再現できないということである。
ここに、菌根植物であるランの深さがあり、
人間は・・・その謎を未だ解明するどころか・・・何も解かっていないのではないか????
そういうことなのかもしれない。

ランが解からないから・・・・色々なものが開発されているが・・・・
種子を発芽させることが出来ないということを考えると・・・・どこかに欠けたものがあるのかもしれない。
しかし、現段階では、少しでも元気になれば・・・効果があるということかもしれない。


宇井清太のラン菌新発見とSUGOI-neの開発は、
どうにか富士山の一合目にたどり着いたようなものかもしれない。








  写真説明
   SUGOI-ne2号ゴールドに播種して発芽したウズラバアクサンチドリ。
   無肥料で管理した。

  1 播種後3年目の春に発芽したプロトコーム
  2 播種後3年目でも発芽しなかったプロコーム。

    
 葉の光合成がなくても3,4年生き続けるエネルギーは
     どこから調達している????

 SUGOI-neをラン菌が分解した養分で生き続けている。
 それが自然の自生地の姿である。

   
  
農業、園芸・・・・の業界誌を見ると、
色々な菌を添加、醗酵、腐敗由来の資材が販売されている。
活性剤・・・・・海産物から抽出したものまである。
肥料は無機。有機。
木酢液・・・。

ラン関係の本を見ても・・・・多種多様開発されている。

なぜ、こういうものが売れ使用されるかといえば・・・・
それだけ、植物栽培が難しいからである。
上手く作れない、更に上を目指すとき・・・・使用したくなる。
向上心のなせるものである。

しかし、ラン栽培に限って言えば、
そういうもので自然下でランの種子が発芽したという話は聞かない。
宇井清太も色々使ってみたが、水ゴケ、バーク、軽石にランの種子を蒔いて、
それらのものを与えても発芽したことはなかった。
種子が発芽しないということはどういうこと?
それほど効果が高いものなら・・・発芽してもよさそうなものだが・・・・・

なぜ、こういうことが起こるかというと、
ランは菌根植物だからである。
この根本の菌根植物であるということを考えないで開発されたものだからである。



さまざまなものが販売されている

  
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